発売以来その人気は衰えることが無いオールインワン化粧品、どんなものか気になっている方も多いのではないでしょうか?
 
本当にワンステップでスキンケアが完了してしっかりケアできるならこんなに楽なことはないですよね。でも、本当にそんなに良いことばかりなのでしょうか?
 
そこで今日は、オールインワン化粧品のメリットとデメリットについて、普段からオールインワンを愛用している美容ライターの体験談も交えてお話していきたいと思います。
 
良いところも悪いところも全てを知って、自分のスタイルにオールインワンが合うかどうかチェックしてみましょう。
 

使い方次第で肌が変わる!おすすめのオールインワン化粧品の使い方

オールインワン化粧品とは

オールインワン=多機能スキンケア化粧品

オールインワン化粧品とは、化粧水や美容液、乳液、クリームなどのスキンケアアイテムがひとつになったもの。
 
化粧水をつけてから付けるものもありますが、多くは洗顔後のスキンケアがこれひとつで完了するというのが大きなセールスポイントになっていて、忙しい女性から人気を集めています。

オールインワン化粧品の市場規模は拡大中

オールインワン化粧品の売り上げは、2013年から次々に新商品が投入されて、市場規模も拡大しています。
 
それだけ現代女性の生活習慣にオールインワンというスキンケア方法がフィットしていると言うことなんですね。

オールインワン化粧品のメリット

スキンケアが短時間で終わる

オールインワン化粧品のメリットと言えば、何と言ってもスキンケアの時短ができること!
 
朝の忙しい時間や赤ちゃんと一緒に入浴した後、そして遅くまで仕事をして疲れてきた夜など、スキンケアはできるだけ手短に済ませたい!と感じる場面はたくさんありますよね。
 
そして、そんな願いを叶えてくれるのがオールインワン化粧品。洗顔の後はワンステップですむので、あっという間に終わってしまいます。

さくらさくら

この手軽さには、育児中の筆者も本当に助かっています。実際に使用しているオールインワン化粧品は「メディプラスゲル」です♪

化粧品代が節約できる

こちらもオールインワン化粧品ならではのメリット。化粧水に美容液、乳液、クリーム…と揃えるのに比べれば、たとえ少々高価なオールインワン化粧品であっても、トータルで見るとスキンケア代をかなり減らすことができます。
 
スキンケアは生活に欠かせないものなので、できるだけ低予算で済ませられるならそれに越したことはありませんよね。

肌への負担が減らせる

スキンケアがワンステップで完了するということは、肌を触る回数もそれだけ少ないということ。
 
実はこれが肌にとってはすごく良いことなんです。肌をあまりこすりすぎると、摩擦のストレスで反対に肌の乾燥やトラブルの原因になる可能性があるので、スキンケアはできるだけ優しく行うことが大切です。
 
オールインワン化粧品はひとつだけでケアが終わるので、肌への負担を最小限にすることができ、長い目で見るとかなりの負担を減らすことに成功していると言えます。

持ち運びがとっても楽♪

スキンケアアイテムがオールインワン化粧品ひとつだと、旅行などのときの持ち運びがとっても楽ですよね。お泊まりとなると、なにかと荷物が増えがちな女性にとって、重さもそこそこあるスキンケアアイテムが1つですむのは魅力的なのではないでしょうか。
 
また、自宅の洗面台などでも、場所をとらないので整頓するのも楽ですよね。

マッサージしやすい

オールインワン化粧品にはすべりの良いものが多く見られます。すべりが良いということはマッサージにも向いているということ。
 
筆者も洗顔後はオールインワン化粧品を手に取ったらざっと顔と首、鎖骨に伸ばしてリンパをほぐしながらなじませています。
 
ワンステップですむからこそ、なじませるのに少し時間を取ってあげることもできますし、すごく気持ちが良いのでおすすめですよ♪

オールインワン化粧品のデメリット

個別にスキンケアをするよりも効果は薄くなりがち

オールインワン化粧品ひとつでスキンケアを済ませると、化粧水に美容液、クリームなどでじっくりとスキンケアをした場合と比べてどうしてもスキンケア効果は薄くなってしまいます。
 
特にニキビなどの肌トラブルがある場合には、薬用の化粧品でしっかりとケアをしてあげた方が、トラブルの改善は早くなる可能性が高いでしょう。
 
オールインワン化粧品は肌に大きなトラブルがないときに、その状態をキープしたり、トラブルを予防するスキンケアアイテムとしては優れているので、こうした使い方を意識すると良いと思います。

モロモロが出たりメイクが崩れやすくなる

肌になじませてしばらくすると、消しゴムのかすのようなモロモロが出てしまうことも。
 
また、すべりが良いアイテムなので、しっかりとなじませずにメイクをしてしまうと、メイクが崩れやすくなってしまう恐れもあるんです。
 
オールインワン化粧品でケアをしてからは、つける寮を減らしたり、少し時間を置いてなじんでいるか確認してからメイクを始めるようにしましょう。

肌の状態に合わせたケアがしにくい

オールインワン化粧品は、肌の調子のちょっとした変化への対応が難しいというデメリットもあります。
 
使い始めたときには特に問題なかったとしても、肌の調子や季節の影響で、ベタつきが気になったり、反対に保湿効果が長続きせず、乾燥を感じてしまうということも少なくありません。
 
こうしたトラブルにはまず使用量を調整してみたり、場合によっては化粧品をもう1つ追加するなどの対策が効果的です。

肌になじみにくい場合も

オールインワン化粧品を使っていると、肌の上をすべるような感じで角質に入っていかないと感じる場合もあります。
 
この場合にはブースターを利用したりすることで解決することもありますし、なじみの良いオールインワン化粧品を新たに探すのも良いでしょう。

さくらさくら

オールインワン化粧品のメリットとデメリットご覧になってどう感じられたでしょうか?続いては、それぞれを踏まえたうえで、オールインワン化粧品を上手に使いこなしていくポイントについてお話していきますね。

オールインワン化粧品と上手に付き合うには

はじめに肌に合うかしっかりチェック

お手入れがワンステップで完了するオールインワン化粧品だからこそ、ご自身のお肌との相性はしっかりとチェックしておくべき。
 
サンプルやお試しセットなどでできるだけリーズナブルに手に入れて、なじみやすさやテクスチャーが自分の肌に合っているのか、つけた後の保湿効果など入念にチェックしておきましょう。
 
ただ、いくら確認をしていても、使っているうちに肌に合わなくなってしまうこともあります。肌の調子は年齢、季節、生活習慣など様々な理由で変化していくものなので、これは仕方の無いことです。
 
もしも使っているオールインワン化粧品が合わなくなってしまったら、切り替えてまた合うものに変えれば良いんです。
 
合わないスキンケア化粧品が明確なので、複数の化粧品からどれが合っていないのかチェックする必要も無いので、肌へのダメージは少なくて済みますよね。
 
このようにオールインワン化粧品はワンアイテムだけなので、より気軽にチェンジできるのも魅力のひとつだと思います。

肌の調子によっては一時的に一品追加する

肌がゴワついてオールインワン化粧品がなじみにくくなった時には、ブースターとして美容オイルと1~2滴とって肌になじませるだけで角質への浸透が断然変わってきます。
 
時短が重要と言う方にとってワンステップですむことは本当に便利ですが、ひとつ足したとしても、2回のケアですむ!と考えてみてはいかがでしょう?
 
それでしっかりと肌になじんでくれるのなら、一度チャレンジしてみる価値はあると思います。

季節によってテクスチャの違うものを使い分ける

普通の化粧品だって夏と冬では違うものを使っている方も多いはず。オールインワンも使年中同じものを使い続けるという概念を捨てればい使う分ければ良いんです!
 
筆者も夏はさっぱり目のジェルタイプを使っていますが、その他の季節はジェルだけどこっくり目の保湿効果の高いオールインワン化粧品を愛用しています。
 
さらに乾燥が酷い時には化粧水かオイルを前に塗ることも。
 
常にオールインワン化粧品だけですんでいるとは言えませんが、普段から肌の調子に注意をしておくことで大きな肌トラブルにはここ数年悩んでいません。

すべりの良いオールインワンならリンパは必ずほぐそう!

先ほども少しお話しましたが、オールインワン化粧品はマッサージに向いたテクスチャーのものが多いので、ぜひリンパケアを一緒に行ってみてください。顔のむくみがすっきりしますよ♪

まとめ

オールインワン化粧品のメリットとデメリット、ご理解いただけたでしょうか?
 
そんな化粧品にも優れた点と残念な点はあるものです。あなたにとってどのスキンケア方法が一番良いのか、生活習慣から肌の調子までをトータルで考えて、自分の生活に合う方法を見つけていきましょう。

 

悩みや目的別にオールインワン化粧品を選ぼう♪